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足場屋が利用する道具の種類や役割をご紹介

足場のTIPS

足場屋が利用する道具の種類や役割をご紹介いたします。

足場の組み立て工事の仕事というと、あれだけ大きなモノをしっかりと安全に組み立てるのだから、作業現場では様々な道具を使っているんだろうとイメージされている方が多いようです。

足場の組み立てを行っている鳶職人はどのような工具を使って作業をしているのでしょうか。これから鳶職人になりたい、目指しているという方はどんな道具を使って仕事をしているのかピンとこないかもしれませんね。

様々な道具を買い揃える必要があると思われていますが、実際は作業現場で用意しなければならない道具はさほどありません。

始めのうちは準備・運搬・片付けなので道具を使うことが少ないですし、必要な場合はある程度、会社から貸し出してもらえます。

今回は、足場工事に必要な工具、よく使う道具をご紹介いたします。

足場工事に使う腰道具について解説!

足場工事に使う腰道具にはどのようなものがあるのでしょうか?

まず仕事をするのに主要な6つの工具についてご説明いたします。

ラバー軍手

足場工事の仕事に限りませんが、工事現場で仕事をを始めるために、まずは「ラバー軍手」などは衣服と同様で自分で用意する必要があります。

金づち(ハンマー)

金づち(ハンマー)は、くさびを打ち込むときなどに活用される、足場工事で重要な道具です。
金づち(ハンマー)と言っても様々な種類があるのですが、足場用ハンマーは現場の状況を考慮して使い分けます。特に住宅密集地や騒音対策を施さなければならないときは、打ち込む音が騒音につながるケースがあるので静音タイプのハンマーを使用します。
ハンマー部分以外の軽量化を図り疲れにくさを意識したハンマーなどもあります。

また、足場用のハンマーは落下防止のために安全面の工夫がされており、コード取り付け穴があったり、滑りにくいグリップなどを採用しています。
そのため、ハンマーを腰当てベルトの安全帯にある落下防止用のDの字の金属製リングに取り付けることが出来ます。

クリッパー

クリッパーは、鉄パイプや鉄筋などをまとめる針金(番線)を切るための工具です。
正式名称は「ボルトカッター」といいます。

番線(単管足場の補強などでよく使われている太いワイヤー)は、普通のペンチでは切れないので、必ずグリッパーが必要になります。
それだけ不可のかかる切断を行う工具のため、クリッパーの寿命は短く2〜3年保ったら、長持ちした方でしょう。
釘抜きなどの他の用途に使ってしまうと更に寿命を短くしてしまうので注意しましょう。

スケール

スケールは、金属製のメジャーのことです。長さの測定を行う以外にも、直線を引く際に重宝し、職人の現場では欠かせないアイテムと言えます。
高所での使用を考慮し、落下しても壊れにくいように作られている丈夫なスケールが多いです。

作業で使用されるスケールには幅25mmで長さが5mくらいのサイズが多いです。幅の狭いスケールも販売されておりスマートに見えますが、実際に使用すると細い分折れ曲がりやすく高所などの不安定な現場で利用するには不便です。

また、実際に測定物に当てて使用するので、目盛り部分に汚れが付着することもあるので注意してください。

両口ラチェットレンチ

両口ラチェットレンチは、直交クランプ類を絞めつけたり、番線を縛ったりする際に使用します。通称「ガチャ」や「シノ」などと呼ばれる道具です。

回転方向が一方向に制限され、逆回転させると空回りするため、ボルトやナットを素早くしめることができる道具です。

建設現場では、ボルトを締めるだけでなく、ラチェットレンチの端に、シノと呼ばれる鉄骨の穴を合わせたり、番線を締め付けたりする機能が付いているシノ付きラチェットレンチが定番となっています。主なメーカーとしてTOP社やMCC社等があります。

インパクトドライバー

インパクトドライバーは電動でビス(ネジ)を締めたり、穴を開けたりするのに利用される工具です。
インパクトドライバーとは、電動ドライバーと違い、打撃を加えながらビスを締めていきます。マキタや日立工機などが有名なメーカーです。

セーフティーワイヤー

セーフティーワイヤーは工具を固定するためのワイヤーです。
高所から工具を落としてしまうと大事故に繋がる危険性があるため、セーフティーワイヤーでしっかりと固定します。

フルハーネス安全帯

フルハーネス安全帯は安全のための命綱です。
高所作業に従事する職人は装着が義務付けられています。

まとめ

このように、足場工事ではさまざまな道具が活用されています。
消耗品であったり寿命のある道具もあるので、大切に使いましょう。
最近では安全面の考慮が以前よりも厳しく、工具によっては作業現場での使用が禁止されているものもあるようです。
安全第一で、道具選びを行いましょう。

ASNOVA編集部からのコメント

足場業者様にとって道具は効率性と安全性の面で非常に重要です。職人不足や高齢化が進む中で、少しでも楽に安全に早く作業ができる道具選びを行ってください。

ASNOVA編集部

ASNOVA編集部です♪足場に関する豆知識や業界情報を定期的に発信しています!ちょっとした暇つぶしにご覧ください!

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