足場の組み立てに必要な資材・数量を計算するための足場面積の求め方をご紹介

足場のTIPS

足場の組み立てに必要な資材・数量を計算するための足場面積の求め方をご紹介いたします

足場を架ける際は、どのような資材が、どのくらい必要かを把握することが重要です。

これが出来ないと、資材の過不足が発生してしまいます。足場資材を多く準備してしまうと現場までの輸送費や組立の無駄など余計な資材費や人件費がかかってしまいます。

また、足場資材が不足していると資材の再手配などの二度手間が発生するなど既定の期限内で完成できなくなることがあります。

そのような事態を回避するためにも資材に関する知識やとび技能士という資格が必要となってきます。

この記事ではこれらがある前提で、足場の組み立てに必要な資材・数量を計算するための足場面積(架け面積)の出し方を説明していきます。

公共建築数量積算基準

はじめに、足場に必要な資材、数量の計算方法をご紹介する前に「公共建築数量積算基準」について把握しておきましょう。

公共建築数量積算基準は、建築工事の設計図書からの数量の計測・計算方法を定めた基準です。
公共建築工事の工事費の適正な積算に資することを目的として、発注者が設定する予定価格のもととなる工事費の積算における、建築数量に関する事項が定められています。
第4節 直接仮設の計測・計算
2 直接仮設の計測・計算
(3)足場
1)外部足場
① 外部本足場の数量は、足場の中心の水平長さと構築物等の上部までの高さによる面積とする。
足場の中心は、作業幅を考慮し、構築物等の外壁面から1.0mの位置を標準とする。また、最上部には安全手すりを設けるものとし、その数量は足場の水平長さとする。
② 一側足場の数量は、構築物等の外壁面から0.5mの位置を標準とし、その水平長さと足場高さによる面積とする。
また、一側足場の場合は安全手すりの高さに変えて、構築物等の上部までの高さに1.0mを加算した高さを足場高さとする。
2)地足場
地足場は根切り深さにより基礎工事のために設置されるもので、その数量は建築面積とする。ただし、地下面積が建築面積を超える場合は、超える面積を加算する。
3)内部躯体足場
鉄筋・型枠足場の数量は、延べ面積とする。なお、階高が4.0m超え5.0m未満の鉄筋・型枠足場及び階高が5.0m以上の躯体支保工は高さに応じた足場とし、その数量は足場高さにより区分した対象床面積とする。
4)内部仕上足場
内部仕上足場の数量は、延べ面積とする。なお、階高が4.0mを超える足場は、高さに応じた足場とし、その数量は足場高さにより区分した対象床面積とする。また、階段室、EVシャフト等の足場も区分する。

家の外周から足場面積を計算する方法

では、足場の架け面積の出し方についてみていきましょう。
足場面積は、足場の外周×足場の高さで計算することができます。
ちなみに、組み立てる足場の面積のことを「架け面積」と言います。

足場は基本的に、建物の外壁よりも0.5m程距離を設けて組み立てを行う為、足場の外周は、建物の外周より一回り大きい面積になります。そのため、計算式は、建物の外周+4m(各方面に0.5を加えた際の値)となります。

足場の高さは基本的に建物の高さよりも0.5m高く設置するので、足場の高さは、建物の高さ+0.5mで算出します。

例えば、2階建ての延べ床面積が約33坪(100m2)の例を計算してみます。1階当たり50m2として計算しています。

この場合、家の外周は以下のとおり求められます
(縦の長さ+横の長さ)×2[2面あるため]
=(5m+10m) ×2[2面あるため]=30m
外周:30m となります。

足場の外周は家のそれぞれの面に0.5mくらい離して建てるので、
34m(家の外周)+4m(各方面に0.5を加えた際の値の合計)=34m
外周:34m になります。

この面積に2階建ての家の高さ6mとして0.5mを離した6.5をかけたものが足場面積になります。
足場面積:34 x 6.5=221m2 になります。

これで足場面積(架け面積)がでたので、足場の組み立てに必要な資材の数量を拾い出していきましょう。

足場の拾い出しソフト

足場の組み立てに必要な資材の数量の拾い出しには、最近では便利なソフトが出ているので、ミスなく素早く拾い出したい方は、ぜひ活用してみましょう。

株式会社シーワークス「修繕拾い出し集計システム」

「修繕拾い出し集計システム」は、RC等の外壁補修工事の業務を徹底的に見直して大幅な合理化を実現しています。補修項目から積算まですべてを処理し、手間と時間を大幅に減少することができます。また、現地で入力が完了可能な為、状況確認が容易でスムーズに対応できます。

ティスコ株式会社「TRS足場」

「TRS足場」は、TRSCAD上で営業提案用工事計画及び労働基準監督署88申請用の仮設計画図面を作成するソフトです。スキャナ図面をベースに計画図が作成できたり、機能をモジュール化することで、作図時間の大幅な短縮が可能となっています。

株式会社システムズナカシマ「拾いの匠」

「拾いの匠」は、CADデータやPDF図面または紙図面をスキャナから読み込んで、図面上で材料の拾い出しが行えるソフトです。材料の集計や並び替えを自動的に行い、拾い出し作業の時間を大幅に短縮することが可能です。

ASNOVA編集部からのコメント

足場の組み方一つで作業員の作業効率はガラリと変わります!作業員は重いものを持って移動したりするので、二度手間にならないように必要な資材・数量を計算することがポイントです。
また、足場を組む前・解体する前に、お客様の大事にされている植木やお花などもチェックしておく必要があります。お客様との事前打合せも重要になってきます。

ASNOVA編集部

ASNOVA編集部の柴山です♪足場に関する豆知識や業界情報を定期的に発信しています!ちょっとした暇つぶしにご覧ください!

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