テレビ番組「超速しっぽとりゲーム！モノノケハント」にASNOVAが協賛しました！

2021年11月14日20時からフジテレビ系列にて放送されるテレビ番組の「超速しっぽとりゲーム！モノノケハント」に足場を使った企画として協賛いたしました。今回はASNOVAが打ち合わせから取り組んだ様子をご紹介いたします。 ぜひTVでもASNOVAの取り組みをご覧ください！

入念な打ち合わせ

出演されるパルクールの方と約1か月半前から打ち合わせを行いました。足場の組立て図面は準備していただきました。ですが、図面に記載されてある仮設機材の長さなどピッタリ合わないこともあり何度も何度も改修を行いました。また、かなり動き回るパルクールでは揺れないよう対策も必要です。組み立てる予定の足場に強度を増すため単管を使います。出演者の方の安全性も考えながら打ち合わせを行いました。

設置は約2時間！

今回の撮影場所は栃木県の「ツインリンクもてぎ」で行われ、施工当日は仮設機材を持って向かいました。施工場所は周りにアスレチックがある広い敷地で、設置場所まで仮設機材をトラックで運びます。まずは、どの位置にセットするのか打ち合わせを軽く行い、設営が始まります。リハーサルの時間が事前に決まっていたためその時間までに完成を目指します。打ち合わせ後は、支柱を置いて大まかな設置位置を決めます。

その後はASNOVAのスタッフがスムーズに組み立ててくれました。もちろん、足場が斜めになっていないかも確かめます。ある程度支柱を組み立てたところで強度を増すための作業も行います。本来であれば強度を増すために筋交を行いますが、今回は高さが1.8ｍと低い構造だったため単管とクランプを用いて補強し出演者の方が安全に撮影を行えるよう工夫しました。すべて完成するのに約2時間で終了しました。

リハーサル後にも修正します！

リハーサルはどのように出演者さんたちが動き回るかを想定しながら何度も行われました。組み立てた足場を使いながらすぐに捕まってしまいそうなところには支柱を追加したり、または形を変更したりを繰り返しながらどうにか捕まらないような工夫し本番に挑みます。

本番は雨・・・

当日はあいにくの雨により足元が不安な状態になっていました。万が一撮影中に足場がずれた！なんてことがないように近くでASNOVAのスタッフが待機させてもらいました。

撤去作業もスムーズ

すべての撮影終了後に撤去作業が行われます。施工には約2時間かかったところ30分程度で終わりました。ASNOVAのスタッフの手際が良くスムーズに終了することが出来ました。

足場レンタル会社が、なぜテレビ番組に協賛？

ASNOVAはくさび緊結式足場のレンタル事業を主としています。現在足場業界では深刻な職人不足、若手人材不足が問題となっており、原因は職人の高齢化と足場に対する「無関心の壁」があることが分かりました。
私たちがどれだけ足場の未職を伝えても、耳を傾けてもらうのは難しいです。そこで、すぐに職人不足問題は解決しませんが、「無関心」から「関心」へ変えていこうと開催したイベントがパルクールイベントです。
パルクールイベントでは、大人からお子様まで多くの方にご参加いただき大盛況のイベントとなりました。開催したパルクールイベントはご参加いただいた方だけでなく、たくさんの方たちに大きな影響がありました。その影響の一つが、今回の協賛です。当時の動画を見たテレビ局の方にASNOVAの足場を使っていることを知っていただいたことによりお声がけいただきました。

ASNOVAが大事にする「仮設性」

ASNOVAは足場の可能性を最大限生かせるよう「仮設性」を大事にしています。どんなことにも使え、また変えることが出来るのです。その特徴を生かし足場を建設現場以外でも活用できないかと日々可能性を練っています。
仮設機材は建設現場で使うイメージが大きいかと思いますが、そうではありません。今回のように企画で使っていただけるような使い方もできますし、ときには展示会に役立つような機能も果たせるのです。一度使っても何度でも自由自在に動かせることが足場の可能性です。だからこそ多くの方に足場の可能性を知っていただきたいと思っております。

ASNOVAの想い

足場の認知度を広げるためにパルクールイベントや「カセツでつくる、軽やかなくらし展」でも足場を使っており業界以外の方たちにも足場に関心を持っていただけるようなイベントを開催しています。今回、足場がTV番組の一つのセットとして使われること、また足場を使ったパルクールイベントによりTV局の方に興味を持ってもらったことは大変うれしく思います。足場のレンタル会社として貴重な体験をさせていただきました。ASNOVAはこのような建設現場以外での足場施工を「プロの足場施工業者の方」に実施していただきたいと思っています。
今後も皆様に足場の興味を持っていただけるよう、また足場業界が盛り上がっていけるよう取り組んでまいります！