0120-08-1848

お問い合わせ 平日9:00〜18:00

足場階段とは?部材や設置基準などを詳しくご紹介

足場階段とは?部材や設置基準などを詳しくご紹介いたします。

足場階段は建設現場において、なくてはならない建築部材の一つです。
足場階段の設置に関しては、事故を防止すべく労働安全衛生規則において一定の制約があります。

そこで、今回は足場階段の設置にはどういう基準があるのか詳しくご紹介いたします。

足場階段とは

作業員が安全に足場を昇降するための資材です。
資材の素材は鋼鉄とアルミの2種類あります。

足場階段の設置に関しては、労働安全衛生規則(526条)に定めがあり、高さが1.5mを超えるところでの作業の場合、階段を設置しなければなりません。

1970年に組み立て式の階段「ダンダン」が登場。1980年には鋼製階段が登場し、落下事故が少なくなり、作業効率が格段に上がりました。
現在では、落下防止のいろいろな工夫がされており、踏み外しや転倒を防止するために、勾配、踏面、けあげ高さなどに一定の制約があります。

階段の種類とタイプごとのサイズ

※製造会社により、控えやフックの形が様々です。
主に以下の種類があげられます。
鋼製階段Aタイプ
長さ2546mm幅400mmで架けた場合、高さ1800mm横1800mm

アルミ階段
材質はアルミが使用され、長さは鋼製階段と同じです。

ハーフステップAタイプ
長さ:1218mm

階段(新品商品)の購入はこちらから!

階段(中古商品)の購入はこちらから!

階段(特価商品)の購入はこちらから!

足場階段の設置基準

足場の設置基準は労働安全衛生規則の第526条に以下のように明記されています。

1.事業者は、高さ又は深さが1.5メートルをこえる箇所で作業を行なうときは当該作業に従事する労働者が安全に昇降するための設備等を設けなければならない。 ただし、安全に昇降するための設備等を設けることが作業の性質上著しく困難なときは、この限りでない。

2.前項の作業に従事する労働者は、同項本文の規定により安全に昇降するための設備等が設けられたときは、当該設備等を使用しなければならない。
階段は、主に作業者が手に持てる程度の材料を持って昇降するために、足場内や工事の進捗に従い建築物内外の仮設通路等に設ける。

階段は踏外し、転倒等を防止するために、勾配、踏面、け上げ等に留意し適切かつ堅固に設ける。また、踏面には踏板面の滑り止め又は滑り止め効果のあるものを設ける。

その他、以下のような基準が設けられています。

  • 階段の踏面は同じ間隔で、その幅が20㎝以上、けあげ高さ30㎝以下にしなければならない。
  • 足場階段は、踊場と結合することで建設現場の仮設通路となり、労働安全衛生規則では、建設工事に用いる足場階段に関する規定で、建物の高さが8m以上の場合に7m以内ごとに踊場を設けなければならない。
  • 一般住宅などの建築現場では立地条件や取引条件などにより足場階段を設置していない現場で、垂直のハシゴを足場に取り付ける場合は、ハシゴの上端を屋根面から60㎝以上、突き出すことが必要。

足場階段の踊場の必要性

足場階段の踊場は、建築基準法施行令と作業効率を上げる実務面での2つの必要性があげられます。

建築基準法施行令における必要性

建築基準法施行令では一般の建物で、高さが4mを超えるものは4m以内ごとに踊場を設けることになっています。
階段と踊場での連結部分は台風などの暴風、雨風の衝撃、振動などで、脱落したり滑り落ちたりしないよう頑丈に取り付けることがとても重要です。

そのためビケ足場の踊場は標準的な方法として、2層ごとに踊り場を設け、軒の高さにも踊り場を設けることになっています。

また、足場階段の縁や床面の開口部や踊場などで、転落の可能性がある危険な箇所には、高さ85cm以上の丈夫な手摺を設けなければならないと定められています。
一般的に、安全性を高めるため高さ90cm以上の丈夫な手すり及び中さん(膝ぐらいの高さで35cm~50cm)を設けることになっています。

この高さは通常の足場の床の場合と同じですが、それ以下の高さだと作業する人の重心位置より低く、登り下りに不安感が出てしまいます。
そのため、85cm以上とされています。

手摺の素材は、繊維ロープ(親綱等)などの可撓性(曲がったり、撓むもの)は、手摺とは認められません。
例え鋼鉄製の物であっても著しい損傷や変形、または腐食があるものも同様に手摺と認められませんのでご留意ください。

作業効率を上げる実務面での必要性

その他実務面においては、作業途中に最下層まで建築に必要な材料を取りに行くのは不便なため、踊場に建築材料を置いて対応しています。
仮設足場の作業床だと幅に限りがあり、建築材料を仮置きする量も限られています。そのため建築材料を仮置きするためのスペースとしても踊場は重宝されています。

足場階段の購入なら

今回ご紹介した「足場階段」はASNOVAが運営する仮設機材の総合ECサイト「ASNOVA市場」で取り扱っています。
価格相場など、是非ご覧ください!

ASNOVA編集部

ASNOVA編集部です♪足場に関する豆知識や業界情報を定期的に発信しています!ちょっとした暇つぶしにご覧ください!

CONTACT
お問い合わせはこちら

足場機材のレンタルや販売、その他ご不明点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
担当営業が対応いたします。

足場事業の成長に役立つ足場機材の運用ノウハウ

足場事業の成長に役立つ
足場機材の運用ノウハウ

ASNOVA式!『足場運用ノウハウ』を無料で公開しております。ダウンロードしてご活用ください。

お電話でのお問い合わせ

【営業時間】9:00-18:00