単管抱き足場とは?特徴と足場の組み立てなどをご紹介

足場のTIPS

単管抱き足場とは?特徴と足場の組み立てなどをご紹介いたします

単管抱き足場とは、建築用の仮設足場の種類で、主に低層住宅などの仮設足場として使われています。

従来の丸太足場に代わり単管抱き足場が普及しましたが、現在では安全性や価格面でクサビ式足場が主流になってきました。

しかし、まだまだ単管足場で外壁塗装をしている現場も目にします。

今回は単管抱き足場とは?特徴と足場の組み立てなどについて詳しくご紹介いたします。

単管抱き足場とは?

単管抱き足場とは、単管パイプの支柱を水平の足場材で両側から抱くように緊結した足場のことを指し、低層の建築物で外壁塗装をする際に、使われることが多いです。

「抱き足場」自体は、支柱と足場材に丸太を使用する場合もありますが、丸太を使用する場合、丸太抱き足場とは表現しません。
単管を使用して緊結する場合は、ブラケット足場と区別するために、「単管抱き足場」と表現します。

一般的に、単管抱き足場のことを「単管足場」、単管ブラケット足場の方を「ブラケット足場」と呼ばれます。

柱材と足場材に同じ材料を使うところと、抱き合わせて足場を組むところは、丸太足場とほとんど相違ありません。

丸太足場と比較して、単管抱き足場は組み立てが比較的簡単で、かつ揺れも少なかったため、広く普及していきました。

単管抱き足場の歴史と外壁塗装

1970年代までは戸建住宅の足場工事と言えば新築がメインで、とび職によって丸太足場が掛けられていました。

その後、必要な高さや幅に合わせてパイプをつないで組み立てることのできる単管抱き足場は、安全性と自由度の高さから重宝されるようになります。

しかし、1972年の労働安全法の施行以降、単管抱き足場は、床板が無くパイプの上が作業場なので、安全性に欠けることから安全基準を満たすことができず、使用できなくなっていったのです。

1972年の労働安全法(労働安全衛生規則)

1972年に施行された労働安全衛生法は、職場における労働者の安全と健康を確保するとともに、快適な職場環境の形成を促進することを目的として定められた法律です。

もともと労働基準法に定められていた「安全及び衛生」の規定が分離する形で成立し、労働安全衛生法では、安全衛生管理体制や、労働者を危険や健康障害から守るための措置、機械や危険物・有害物に関する規制、労働者に対する安全衛生教育、労働者の健康保持増進措置などについて定められています。

そこで、1980年代に作業用の床がある「クサビ式足場」が開発され、次第に普及していき、中低層現場の仮設足場として多くの現場で採用されるようになっていきました。

単管抱き足場の特徴

クサビ式足場が普及したことによって、単管足場が減ったとは言え、まだ単管を使った足場が無くなった訳ではありません。

単管を使った足場は自由度が高く、クサビ式足場では対応出来ない場所も設置できるため、特に狭い場所や少しの足場では単管足場の方が重宝することが多く、現場の状況に合わせて活躍しています。

単管抱き足場のメリット

応用が利く

単管足場は、単管を縦横一直線に繋いで組み上げる構造のため、設計の自由度が高く、複雑な建物や工場内の狭小地でも設置できるため、応用が利きます。

クサビ式足場と比較して軽量で、柱の位置や足場の高さを変えられるのも強みです。パイプを任意の長さに切断して継ぎ足すこともできるため、応用が利きます。

資材の無駄がない

単管足場は、単管に固定するためのクランプを取り付けパイプ同士を結合することで組み立てていく足場で、単管の長すぎる部分を切ったり足りない部分につけるといったこともできます。
そのため、資材の無駄がほとんどなく環境にやさしいといえます。

単管抱き足場のデメリット

安全性に欠ける

狭い場所で設置でき応用のききやすい単管足場ですが、単管だけではしっかりとした作業スペースを確保することが難しく、枠組足場や手すり先行足場に比べるとどうしても安全性に欠けてしまいます。
2階建ての住宅の建設など、比較的低層で足場の設置スペースが限られる場合に使用される足場と言えます。

単管抱き足場の組み立て方

単管足場ではパイプを固定するために専用のクランプを使います。

また、足場を繋ぎたい時には「ジョイント金物」をパイプの両端に差し込んで締め付ければ段差無く一直線に繋いでいくことも出来ます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?単管抱き足場とは?特徴と足場の組み立てに使う資材について詳しくご紹介いたしました。

単管抱き足場は、従来の丸太足場に代わり普及しましたが、現在では安全性や価格面でクサビ式足場が主流になっています。

しかし、単管を使った足場は自由度が高く、クサビ式足場では対応出来ない場所も設置できるため、特に狭い場所や少しの足場では単管足場の方が重宝されています。

ASNOVA編集部からのコメント

現代はくさび緊結式足場が主流となってきましたが、まだまだ抱き足場の需要もあります。工事の際は複数社に相見積をとってみてください!見積がより細かく、分かりやすく書いてある業者を選ぶことで、工事自体も細かく対応してくれる傾向があります!

ASNOVA編集部

ASNOVA編集部の柴山です♪足場に関する豆知識や業界情報を定期的に発信しています!ちょっとした暇つぶしにご覧ください!

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